わたしはあなたのなんなのだ

あの記事この記事、なんの記事?散逸した記憶の集合体。ニヒリズムの立場から論ず。

オリジナルバンドの効用

 ツイッターの方にもちょろっと書いたが、今年は、言わば「オリジナルバンドの春」であった。オーディションにてオリジナルを演るバンドが2位、3位、6位といずれも高評価を受けた影響で、来年はさらにオリジナルを演るバンドが増えるのではないか、という見立てもある。
 その出来不出来はともかくとして(今年のはどれもハイクヲリティだった)、とりあえずは、開成のバンドマンたちが自分たちの言語を持ち始めた、自分たちの言語で語り始めた、という点に、大変な意義があると思う。また、開成のヘンクツな人たちがバンドに乗り出したというのも面白い。開成にはどちらかというと(というか圧倒的に)イケイケ「でない」人間が多いわけで、そういった人たちがバンドという表現手段を持ったことでどのように独自発達していくのか、今から楽しみである。
 まあ、ともあれ、文化祭楽しかった(日曜に行ってきました)。満喫してしまった。そして、昼下がりの絶唱のライブを見て、「僕らの歌」(表記はこれでよいのだろうか)を聞いて、なんとなく勝手な感傷に浸っていたのでした。おしまい。