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わたしはあなたのなんなのだ

あの記事この記事、なんの記事?散逸した記憶の集合体。ニヒリズムの立場から論ず。

堀茂樹・香山リカ両氏間の論争について その2 堀氏の意見の検討

当事者間の論争については、香山リカ氏が堀氏の意見の方法論を見誤っているという以上に語るべきことはないように思われる。ここでは、堀氏の意見そのものについて考えていきたい。 まず、堀氏の意見への反論として目についたものを類型化して、わかりよいツ…

堀茂樹・香山リカ両氏間の論争をがんばって論理的にまとめる

このまとめは、ツイッターにて堀茂樹・香山リカ両氏の間で交わされた論争が、いったいなにについての論争であったのかをまとめたものである。ざっくりとまとめるため、引用の体は取らず、口調も読みやすく変えて、話の流れがわかりやすいようにした。また、…

作られる美談とそれを求める心

マスコミは美談を募り、美談を作る。それを皮肉る言説は今まで散々見てきた。のみならず、自分の内部にもそうした皮肉を吐きたがる気持ちのあるのを知っている。しかし、果たしてその皮肉はなにを示しているのだろうか? それは、美談を募り作ってしまうマス…

倫理と道徳の違い

某予備校教師に何事か質問しに行った時、話の流れでこの話題になった。倫理と道徳は、人によって様々に定義されているようである。中には違いなんかないと言う人もいるが、具体的に定義を考えなくても、その用法の違いは見出せる気がする。たとえば、小学校…

紛らわしたくない憂鬱

だいたい、いわゆるメンヘラでなくたって、誰にでも憂鬱のひとつやふたつは襲ってくるものだ。世の人は、仮に憂鬱がやってきたとしても、日々それを紛らわして生きているのだと思う。しかし、僕は憂鬱を紛らわしたくないと思ってしまう。憂鬱というのは当然…

sealdsに対する批判・懸念の一覧

【このページの使い方】・sealdsの一員だと自認する人は、このページの批判や懸念を読んで、考えるなり自分の中で反論するなりして、現在のデモに関する考えを深めてください。見出ししか書いていませんから、気になったらリンクを辿って本文を読んでくださ…

sealds疲弊せり

どうせ長文で書いても読みにくいわ誰も読まないわでいいことがないので、箇条書きのフォーマットを試してみます。(文章を・で区切っただけのような気がしないではないが)・sealdsは批判を受け入れない、という評判をよく目にする。・しかし、sealdsが元か…

SEALDs批判~泥憲和氏のある擁護記事から~

以下の記事を読んで腹が立ってしまった。 泥 憲和 - 【インテリってやつは…】 SEALDsのコールに違和感を覚えるという人がいる。... | Facebook この記事の概要は、 ①SEALDsのコールを変えるという意見は採用できない②そもそも少数意見を全て採用することはで…

安倍談話のものすごくざっくりとした概要、争点

全文は新聞各紙やネットニュースに掲載されているのでそちらをご参照ください。 僕の心許ない読み方でまとめると、安倍談話の概要、争点は次の通りです。 〈全体〉①日本が戦争へと向かい、敗戦した歴史的背景②不戦の誓い③終戦後の、他国の寛容に対する感謝④…

需要のなさそうな武藤貴也氏のツイッター発言考察。~その正確な文意を読み取る~ 第三回

このシリーズは、武藤氏の発言が一貫した思想のもとにある、という前提で書かれている。そうした意味で、ここに書かれていることは正確な解釈ではないかもしれない。しかし、逆に言えば書かれていることを辿ればこうとしか解釈できないのではないか、という…

需要のなさそうな武藤貴也氏のツイッター発言考察。~その正確な文意を読み取る~ 第二回

相手と批判するためには、第一歩として、相手の主張をよく理解しなければならない。こうしたモットーに立ち、武藤議員のツイートの真意を読み解く記事の2回目である。本文に先だって言わねばならないことだが、そもそも解釈を要する発言をしてしまうという…

需要のなさそうな武藤貴也氏のツイッター発言考察。~その正確な文意を読み取る~ 第一回

相手と意見を交わすためには、第一歩として、相手の主張をよく理解しなければならない。2015年8月3日現在、武藤氏が大炎上しているのは周知の事実だが、炎上という現象がそもそも、相手の意見に全く耳を傾けず、言葉の印象だけで相手を攻撃する烏合の衆が集…

一部訂正:武藤貴也氏のツイッターに関する記事について

昨日投稿した記事についてですが、本日武藤氏のブログ 「国民に課せられる正義の要請」|武藤貴也オフィシャルブログ「私には、守りたい日本がある。」Powered by Ameba が更新されるとともに、一部に誤りのあることがわかりました。お詫び申し上げます。 端…

武藤貴也代議士のツイッターでの発言について(戦争に行きたくない、は利己的?~「永遠の戦前」を生きる)

詳細はご存じの方が多いと思うが、武藤貴也代議士のツイッターでの発言が大炎上している。しかし、適切なつっこみをしているツイートにはあまりお目にかからないし、武藤代議士の文意さえ読み取れていないリプライも多い。ここでは、そこらへんのごたごたを…

ニヒリズムと平和主義~反戦デモに宛てて~

平和というのは、一般に言われているように素晴らしいものではない気がする。というのは、平和は理想状態であるというより、寧ろ前提の状態として想像されるべきものである気がするからだ。もちろん、平和の実現する可能性、継続する可能性の低いこと、その…

改稿:民主主義における「無知の知」~デモについて~新左翼、オウムの捉え直し

言いたいことはさして変わらないのだが、幾つか加えたいことがあるので、改めて考えてみたい。 本題はすでに散々書いたので軽くだけ。一般大衆は、当然のことながら、政治の専門家ではない。政治家というのは政治の専門家である。簡単に考えれば、政治に関し…

【まとめ・10】 ニヒリズムと相対主義

前の投稿で、ニヒリズムを矛盾なく運用していこうとすると、結局相対主義に辿り着く、ということを書いた。しかし、ここである疑問が浮かぶ。つまり、そもそもニヒリズムと相対主義とには、どんな違いがあったというのだろうか。 前回、相対主義はしばしば穏…

【まとめ・9】 ニヒリズムについて

日頃ニヒリズムニヒリズムとうるさいにも関わらず、ニヒリズムとは何か、ということを説明しようとすると、けっこう困ってしまう。折に触れて何度も定義しようと試みているが、なかなかうまくいかないというのが現状である。 ニヒリズムというのは、「無」主…

【まとめ・8】 なぜ文章を書くのか

フェイスブックに文章を書き散らしている。誰か見ているのだろうか。 特に誰かに見てもらいたくて、というのではなく、自分の思考を整理するため、という側面が大きい。目的の6割ほどはこれだろう。それでもネットにアップするのはやはり他人に見てもらいた…

【まとめ・7】 無への志向(考え事について)

括弧内がなくてこのタイトルであればいくらでも文章が書けそうであるが、今回は括弧内にある通り、考え事について書いていく。 単刀直入に申せば、自分がやっていることとというのは結局すべての事象を意味不明の重体の状態に差し戻すということなのではない…

【まとめ・6】 論理について(論理を疑う)

いろいろ考えた挙句ニヒリズムの立場に立っている以上、「正しいもの」という存在を認めるわけにはいかない。あるとすれば、それは「ある人間が恣意的に正しいと思っているもの」でしかない。これは論理的に正しいものについても同様である。 そもそも、論理…

【まとめ・5】 右翼的なものへの嫌悪

右翼的なものも、最近なんだか嫌になりつつある。勿論戦前の天皇崇拝は今となってはさっぱり理解できないのであるが(天皇がなんなのかよくわからないからである)、そうでなく、単純に保守という意味合いからしても、あまり賛同できなくなっている。 現状追…

【まとめ・4】 左翼的なものへの嫌悪

元来左翼という存在はなんだか苦手であった。なにが苦手って、どこかお花畑な感じがするところである。 加えて、これは凡その幸せな時代に生まれた日本人がそうであったと思うが、現状でも十分幸せなんだから、これ以上何を変えるというのさ、変えてどうにか…

【まとめ・3】 自己洗脳への嫌悪(欺瞞への嫌悪のつづき)

さて、欺瞞の不完全なりの定義は、「何らかの正当性を保証し、かつ他人(または自分)に対しその正当性に基づくよう押しつけるものに対し、それを受け入れさせる(または受け入れる)こと」であった。この定義の括弧内の方は、いわゆる自己洗脳というものに…

【まとめ・2】 欺瞞への嫌悪(押しつけがましいのへの嫌悪)

欺瞞が嫌いだ。欺瞞とは何か、ということをずうっと考えていたが、自分の明確に嫌いなものであるにも関わらず充分な定義ができない。ただ、不十分でも定義するとすれば、「何らかの正当性を保証し、かつ他人(または自分)に対しその正当性に基づくよう押し…

【まとめ・1】 ピュア過ぎるものへの嫌悪

ピュア過ぎるものが嫌いだ。ピュア過ぎる人間は別に気にならない。少なくとも「ピュアづくり」をしている人間に出会ったことはなく、つまりいずれもド天然であった(あるいは大変な謀略家で、僕の見る目がないだけかもしれないが)。 しかし、たとえそんな人…

新幹線放火・焼身自殺事件に見る、自殺に対する世間の目

同じ題材を、違った視点から見ていこうかと思う。 巻き込まれた女性のことが、だいぶ感傷的に取り沙汰されている。一方、焼身自殺した男性については、故人に対するものとは思えないほど、冷たい。 報道もコメンテーターも、視聴者も、巻き込まれた女性に感…

新幹線放火・焼身自殺事件の報道・コメントにまつわる違和感

どうにも違和感がある。今日、フジテレビでいくつかのニュース番組を見ていて、焼身自殺をした男性について、コメンテーターが「許し難い」「れっきとした殺人である」というコメントを発していた。当然これは自殺という行為そのものに対する賛否ではなく、…

民主主義における「無知の知」

(雑なあらすじ:日本の民主主義ってクソだよね=日本人って政治に興味ないし、政治を知らないよね→日本人うんぬんというか、そもそも政治家より政治を知るって無理だよね→じゃあその「無知」を前提として政治を考えた方がいいんでないの?) 民主主義という…

幻想小説「現状」 第七話(番外編)

水槽、というよりは、いけす、あるいは、屋外であれば池と呼ぶべきであろうか。 前回の更新から2か月半ぐらい経った。もちろん2カ月半水槽に浸る習慣をやめてしまっていたわけではないが、なんとなく放置しているうちにこんなに時間が過ぎてしまったのであ…

雑記、日記

部屋で寝ていたら、「このまま寝てたら明日以降考え事を口実に予備校を休むのを許さないよ云々」というやうなことが夢の彼方から聞こえてきて、現実世界ひいては夢想世界における生存権を脅かされた私は一時的に現実世界に復帰せざるを得ず、したがって(?…

実験的平和主義の構想

今日(も)、お茶の水の街頭で反戦演説が行われていた。行くあてのない身だったのでしばらく立ち止まってぼんやり聞いていたが、実に大量の人びとが行き来するのに耳を傾ける人はだれもいない。演説の内容もやり方もつまらないのだから、無理なからぬことで…

親愛ならざる論理教信者に告ぐ(対論理 第一回)

今回は物々しいタイトルだが、内容はそれほど物々しくないよ。 論理とは、人類が共通して持つ「筋道」であると言われている。論理的に正しいことは、論理的に考えれば誰もが正しいと思うし、逆もまた然り、ということである。その「筋道」は誰もが辿れる一筋…

ニヒリズム関連の文章について

ニヒリズム関連の文章は、新しくサイトを作り、そちらに集積することに致しました。 ニヒリズムにまつわる研究云々 今後はこちらに投稿し、ここにはニヒリズム関連の記事は書かないつもりなので、よろしくお願いします。なお、これまで公開していた記事は削…

ニヒリズムの表明 その2~日本の、私のニヒリズム~

「私の個人主義」っぽくしたかったが、どうにもうまくいかないのである。それはともかく、本題に入ろう。 前回、ニヒリズムとはなにか、というようなことをつらつら書いた。ニヒリズムとは「一切皆無」であり、既存の枠組みの否定であり、自堕落や頽廃ややけ…

ニヒリズムの表明 その1~ニヒリズムとは何か~

僕は、主張として一応ニヒリズムを掲げている。しかし、そういえば、その実態や、詳しい内容についてはあまり他人にしゃべっていなかった。まあ主張というより考えるクセのようなもので、曲を作る時にも文章を書く時にも(それこそ今だって)そこはかとなく…

幻想小説「現状」 第六話

水槽に身を沈めていて、ふと脇の方を見やると、いつのまにやら脇毛がけっこう生えていた。かつては、両脇に一本ずつ、ぴょいとやる気なく生えていて、あとは産毛程度だったにも関わらず。まあ脇毛の話はどうでもよいのだが、今年も誕生日が近い。誕生日を、…

幻想小説「現状」 第五話

僕は人造人間なのではないか、と、水槽に身を沈めながら僕は思っていた。 もちろん、自分がサイボーグであるとか、そういった類の主張ではない。もしそうなら、現にこうして水槽に浸かってなどいられないはずだし。 そうではなく、人造人間である。つまり、…

もし時代が違えば、自分はオウムに入信していたか、あるいは。

オウムの二時間ドキュメンタリーを見て以来、かねてより気にかかっていたオウムについて、いろいろ調べてみている。元信者の懺悔録などが数多く残っており、今のところ材料には事欠かない。といっても、興味があるのはオウムをなぜ信者は信じてしまったのか…

幻想小説「現状」 第四話

これは今日は寝られないな、と、一日一回入る水槽に身を浸しながら僕は思った。 そもそも人間はそんなバラエティ豊かな水槽の入り方などするはずがない。せいぜいが入浴剤で気分を変えるか、時折バラだの泡だの浮かべてみたりするくらいで、そんな風流な習慣…

幻想小説「現状」 第三話

毎日のように水槽に入っていると、たまに、無性に、波を立てたくなるときがある。 それは小さな波ではなく、大きな、身体を揺らして作る類の、あるいは小学校でみんなしてプールを同じ方向にぐるぐる回り作りだすような、身体の持って行かれそうなほどの大き…

幻想小説「現状」 第二話

インターネットで向井秀徳という人物の動画を漁って、明日になって、風呂に入り、気持ちよさそうに酔っぱらっている人を見ると、私も酒を飲みたい、と切に思うのであるが、私は規律を重んじる人間なのではたちを越えるまでは飲酒などせん、規律の恐ろしいと…

幻想小説「現状」 第一話

非常にがっくし来ている、と、泡をぶくぶくやりながら僕は思った。 一日に一回入る水槽の中に身を沈めて、今日は乳白色に水色を混ぜたような色だ、草津の湯、らしい、遠い群馬の地を思いやりながら、ニューヨーク。自分の身体はその色に隠されてみえないが、…

震災追悼式宮城県遺族代表・菅原彩加氏にまつわる違和感

いつのまにやら、この女性について、様々な疑惑、批判などが飛び交っているらしい。 僕はテレビで流れていたらしい当のスピーチをリアルタイムで見ていたわけではないが、ネットがどうも騒がしいので顛末を知ることとなった。 主に槍玉に挙げられているのが…

軽い書き物(3) ~重い書き物(3)の前座というか準備~

欺瞞がとにかく大嫌いなのである。それはトラウマ的恐怖にも似た感覚である。いったい僕の幼少期に何があったというのだろうか。 人々は「」を有していて、『』(=社会の枠組み)に近づけるのが大人になるということかもしれない。社会に限らず、なんらかの…

重い書き物(4)

前回「影響欲」についての話を振って終わってしまったが、今のところとくに見解はない。且つ、僕の中にそのような欲が強くあるとも思われない。あるとすれば、他人を自分に近づけて、自分の居心地を少しでもマシにしようという儚い努力であって、それをせん…

重い書き物(3)

生きている以上、どうしようもないことというのは必ずあるらしい。幼児的全能感という言葉がある通り、幼いころは「何事も自分の思い通りにできる」という錯覚を抱きがちであるそうだ。それが、大人びるにつれて、「どうにもならない、どうにもできない」と…

卒業に至りてバカをやらかす

この期に及んでバカをやらかす バカをやらかしてしまった。卒業文集には「たる砂漠 ほか3編」とある。つまり、文章塊が4つばかし載っていなくてはならないのだが、3つしか載っていない。つまるところ「ほか」と「全」の使い分けをうっかり間違えたのであ…

東京大空襲の日にあたって、戦争教育について

東京大空襲の日だということで、朝日新聞の天声人語にも、例によってそれらしいことが書いてある。 朝食(昼食?)を食べながらそれをぼんやり眺めていたのだが、案の定それは「感情的な」「民衆の視点に立った」ものでしかない。 個人的に、論理も感覚のひ…

期末最終日に向けて② (明日のテーマは「なんのための哲学だ!」です)

(転載時注:このとき、私は人前でちょっとしたお話をする機会を得、それが明日に迫っていたのに、突然気がついたのであった) ということで、私はなんの準備もしていないのである。別になにか具体的方便を用意するつもりはさらさらなかったのであるが、頭の…